阿多田島を走る
2008年 05月 13日
インターネットでググってみると、島へ渡るフェリーがあるらしい。
運賃は、離岸してからフェリー内で支払う。
スクーターで乗ったので、料金は大人660円+原付370円=1030円×往復=2060円だった。
海岸沿いには重工業地帯を見ることができて、これがフェリーの楽しみの一つでもある。
35分で阿多田島に到着した。
フェリーから降りて、まずは島の案内図を探す・・・・が、ない(;-_-)
港にはたいがい案内図があるのだが、ここの島では設置していないようだ。
まずは海の家あたたに向かう。
途中、明らかにひとりで観光に来た雰囲気のある男性が歩いていたので声をかけてみる。
彼によると、この先に灯台資料館があるとのこと。
資料館だから建物の中には入れるのかと思ったら、しっかり施錠してあった。
島を1周する。
1周といっても簡易舗装してあるだけの道をただ走るだけ。
なんにも見るこのはナシ!!
ただ、港の集落の中に阿多田島神社がある。
鳥居の横に「皇太子殿下 皇太子妃殿下 行啓記念之碑」があった。
昭和53年にこんな辺鄙な島に来られたんだねえ~天皇皇后陛下。
よっぽど行くところがなかったんだろうね(笑)
急な石段を登ると阿多田島神社の拝殿があった。
水撒き用のビニールホースなんかがむき出しで置いてあるのには興醒めだが、狭い境内にある砲弾を載せた灯篭?があった。
これは初めて見たのだが、兵役を満期したことに対しての感謝の気持ちとして献納された、素晴らしいものだと思う。
すぐにドン突きになる。
12時30分出航のフェリーに乗り込み、阿多田島を離れた。
しかし、なんにもない島だった。
島の案内図はないし、食堂やよろず屋もない。
でも、小学校があり、集落の中には三輪車があったりして、若い世代もいるようだ。
実際、子供の手を曳いて歩いてる若いお母さんがいた。
なんだかゆっくりした時間を過ごしたような気がした。
by vivace185 | 2008-05-13 07:04 | ツーリング